「歯磨き」の勘違いその②|予防するなら相模原の歯医者Yスマートデンタルクリニック
2020/05/10
こんにちは。相模原の歯医者Yスマートデンタルクリニック院長の吉本です。
歯磨きの勘違いその② 目的 です。
CMなどで、大量の歯磨剤を歯ブラシにつけて歯をゴシゴシするシーンが流れています。
そのため多くの方が、歯磨きの目的を
「食べかすを取り除き、口の中をスッキリさせること」
と勘違いしてます。
細菌のエサとなる食べカスを取ることよりも、細菌の塊である歯垢、つまりプラークを除去しなくてはなりません。
プラークを除去することが真の目的ですので、デンタルフロスや歯間ブラシが主役。歯ブラシは脇役です。
にも関わらず、歯ブラシに発泡作用が強い歯磨き粉を使用しスッキリ感を求め歯磨きすることが習慣になっています。
この原因は、歯磨剤メーカーの販売戦略が大きいと思われます。
歯磨剤は本当は無くても、唾液があるため問題ありません。
ただし、虫歯予防のためフッ化物配合されているものや、歯周病予防の薬用成分が入っているものはそれぞれの目的に合わせて使用することは有効です。
できれば発泡作用が無いものがオススメです。
発泡作用があると
「磨いたつもり」
になってしまうからです。
家族同じ歯磨剤を使うのではなく、目的に合った歯磨剤を購入し、使用することをオススメします。