「歯磨き」の勘違いその③|予防するなら相模原の歯医者Yスマートデンタルクリニック
2020/05/17
こんにちは。相模原の歯医者Yスマートデンタルクリニック院長の吉本です。
歯磨きの勘違いその③ 方法 です。
正しい歯磨きは、歯の頭の部分をゴシゴシ磨くことではありません。
本当の目的は
歯と歯茎の境目、歯間のプラークをかき出すことが目的です。
プラークコントロールという口腔ケアの目的を第一に考えると、歯ブラシによる歯垢除去率は実は全体の30%と言われています。
残りの70%はどうやって除去するのか?これが重要です。
アメリカ??では、デンタルフロスによるプラークコントロールは当たり前です。
なぜ、フロスが重要なのでしょうか?
それは、歯垢が付着しているのは主に歯と歯の間だからです。
この箇所は歯ブラシでは届かず、歯垢が除去できません。
またフロスは、歯垢を除去する目的だけではなく、唾液の通り道を作ります。
唾液は天然の抗菌剤の役割を持っていますし、酸性環境を中和する役割などなど素晴らしい効能があります。
唾液をお口の中全体に循環させることが虫歯や歯周病予防につながります。
また歯間が広くなってきた方、歯周病と診断された方は、歯間ブラシも必ず併用してください。
歯間の空間が大きいため、フロスでは歯垢除去効率が悪いためです。
是非、デンタルフロスや歯間ブラシの併用を習慣にしてみてください。
まずは無理なく1日1回からスタートがオススメです。